なんか色んなこと考えてしまった作品。圧倒的な悪役っていないんだけど(あんちゃんのお母さんは圧倒的に悪いけど…)みんなそれぞれ自分勝手で、でも自分が生きるためにそうしたことがあんちゃんにちょっとずつ降りかかって、最悪の結果になってしまった
最近自分のまわりでも、ダメとしなければならないんだけど、そうするとまた色んな人が困ってしまうということがちょくちょくあって、それがいつか誰かの命に触れてしまったらどうしようと思ってしまった。
そして、人が死を選ぶ瞬間をこんなにもリアルに体感する作品ってなかなかなかったから、結構衝撃的だった
河合優実さんは本当に目が印象的な俳優さんだと思っていて、この作品でも誰かに疑いを持つ時、少しずつ変わろうと必死になる時、希望に満ち溢れている時、絶望に落とされた時…目つきがそれぞれ全く違って、表情だけで彼女の心が表現されてることがすごかった。
また違う作品も観たいなと思わせてくれる俳優さんの一人。
