試写会にて鑑賞。
動物好きさんは注意です。
辛いシーンがあります。
ぽっちゃりシミーは減量を試みて
料理研究家でその昔著書が大ヒットした叔母の元へ
泊まり込みで弟子入りをするが…
北欧らしい淡々としたストーリー進行や
ショッキングな描写、静かな恐怖で雰囲気は好みです。
しかし言語が…?と思ったらオーストリア映画でした。
テイストはまんまミッドサマーやLAMBっぽいです。
開始直後からシャイニングのような雰囲気で、
一言でいうと単刀直入!
ホラーにある普通から“普通じゃない”境目が
すぐなので作品に即のめり込めて最高です。
時間も短いのでサクッと見られます。
料理研究家で添加物にも五月蝿い叔母なので
ヘンな食事制限や食材を強要されるとか?
主人公の体系についてのルッキズムや
現代の荒れた食生活とか過激なオーガニック傾倒とか…
と想像していたら全然違いました。
発想や設定は新鮮でしたが内容もオチも結構普通。
誰もが想像できるラストだったんじゃないかな。
ちょっと残念。もうちょいひねりが欲しかった。
あとはイースター詳しくないので盲信している
宗教っぽいのもなんだか分からなかったし
「自然なままの体系が良いよ」という台詞もあるのに
それ以上言及はなく説得力がない。
ダイエットもそんなに関係なさそうに終わりますし。
なんだったんだ?というシーンが結構有りました。
しかし主人公のシミーがこれまでにないキャラクターで
大人しくクールで何を考えてるか謎で行動が読めない。
ここがこの映画の1番面白いと感じたところでした。