このレビューはネタバレを含みます
主人公のシミーが自らの体型を気にするが余りに料理研究家として働く叔母のクラウディアのところへイースター休暇を利用して泊まりに行くのだが、ダイエットとして提案した内容がまさかの断食でしかも毒出しになると来たら、こんなもん大人でも耐えられないのにティーンのシミーに大人が強制し、挙句の果てには弟子だから云々の話になってくる。
これは、叔母一家がおかしいのじゃなく叔母がおかしい。最終的には、フィリップの命を殺めた末にイースターの晩餐のメインディッシュで出てくるとは…。事実を知ったシミーは逃げ出さなきゃの一心で叔父さんをナイフで刺し逃げ出し森の中へ、そしてイースターのために用意したツリーの中へと逃げ込むが、事実を知られたクラウディアはガソリンを撒き始めるがそのタイミングを見計らったと同時にシミーはクラウディアにガソリンをかけ、そして火を点け夜が明けてシミーと生き残った叔父と車にもたれながら明るくなるのを共に過ごしエンディング。
内容として非常に予想だにしない展開かつ改めて人の怖さ(ヒトコワ)を痛感させる良作でした。