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『モーテル303』に投稿された感想・評価

3.5
#OPフェス ようやく今年の一本目。仕事帰り余裕をもってのはずが、予期せぬ残業勃発もあり、予告編始まる間際にテアトル新宿滑り込み。

ピンク映画のR-15編集版を上映する企画で、個人的には未踏だったピンク映画を知る機会としてこの数年、足を運んでいる。

今夜は「#モーテル303」。同じ部屋ばかりを使って会瀬を重ねる歳の差W不倫カップル。基本はホテルの一室で展開(そして、ホテルの窓口やらバックヤードでの先輩女性スタッフと森羅万象さんの再就職中年男のやり取りも)。

不倫男、アラフィフの古書店店主は冒頭から心の声で「どうしよう」と繰り返しつつ、彼女とこのホテルを使用した最初の記憶や不倫に走る要因の妻との生活をも振り返る。さらにこの部屋を利用の理由に今時、ラブホには珍しい(?)利用者が自由に書き込むノートの存在が。

店主の不倫事情は妻(演じるは並木塔子さん、理想と現実の演じわけが楽しい)への不満とまあ、中年男の身勝手ではある。上映後の小関裕次郎監督、脚本家の小松公典さん、キャストの舞台挨拶では唐突な鉄槌が下されるラストは脚本にはなく(でも、助監督が金槌で叩いて調整)とか、ヒロインの歌うシーンがあり、昭和歌謡の練習を課せられていたけど撮影自体がカットの経緯などが語られる。この辺の事情は普通に配信やらソフトやらで観ても知る機会なく、終わるだけに企画上映の有りがたいところ。

単身者的には婚姻者かつ不倫の男女という主役キャラ、ぶっちゃけ感情移入しづらいんだけど、そんなあれこれあって楽しく観終える。

ヒロインの宍戸理穂さん、本作がピンク映画初主演作。かつ映画好きでこのテアトル新宿での観賞経験も有り、そんな劇場で自らがスクリーン側に立つ経験について上気した表情を浮かべての舞台挨拶。好感度高まりました。

そして、司会を務めていた脚本家の小松公典さんの本日の出で立ちに「ムッシュかまやつに似ている」など、突如言い出す「日本統一」シリーズのナレーションなどでもおそらく皆さんお馴染み森羅万象さん。おやじキャラ丸出しな劇中のみならず、壇上での振る舞いにも和む。

101本目の作品という小松さん、小関裕次郎監督ら若い世代にバトンを渡せたと語る様、ピンク映画というジャンルの歴史を感じさせました。
futile
2.3
タイトルバックからして90年代くらいまでの古さを意図的に出している。そのままの流れでホテルの廊下を見たときには『鉄輪』的なことでも始まってくれるのかと期待したのだがそうは行かなかった。密室という題材での飽きが来ぬように時間を自然と前後し、回想と妄想のシーンを織り交ぜる。とはいえ、そこで何が問題って小関よ、ここで文学風にしようとすることで主人公の造形がとことん古いじじいになっているんだよ。いちいちダサく感じる。そして、またチェーホフと言わせたか。観た作品だけでも3回めくらいな気がする。なんというか、小関らしさと小松らしさが双方しっかりあるのだが、双方とも自分に合わないものが組み合わさっていた気がする。映像自体も密室でパターン用意するのもむしろ好感持てるのだがな。
T
2.0
老いがテーマにあるピンク映画だなあと思って観ていたら舞台挨拶で次の世代にバトンタッチしたかったと脚本家の方が話していた。

脚本構成は面白かったが、ワンシーンが長くカットも割らないので終始もっさりとしたテンポであった。これももしかすると老いの表現なのか?
濡れ場も長回しが単調で大画面におっぱいが写っているのに飽きてしまった。

音量のバラつきがノイズであったがノイズとして描かれているシーンでもあったのでわざとなのかな…。

うーむと思って観ていたら最後、この終わり方はスカッとした。