ヒムロ

グレムリンのヒムロのレビュー・感想・評価

グレムリン(1984年製作の映画)
3.5
モグワイを飼うのに守らなければいけないルールは3つ。
①明るい光に当てない
②水をかけない
③真夜中を過ぎたら食べ物を与えない
しかし発明家の父からモグワイをプレゼントされたビリーは、不用意にもモグワイを濡らしてしまった。
するとみるみるうちにモグワイの分身が産まれてしまったのだった。


ともかくモグワイたちの造形が可愛い。
パペットや機械を使って撮っているそうだが質感が非常にリアルで動きのカクカクさがあっても可愛い。
グレムリンたちも爬虫類っぽい皮膚が最高。
ともかくこれを撮るのにどれだけの時間がかかってるんだという見る映像技術の歴史資料みたいな作品だった。

モンスター物として見るにはあまりにも可愛いグレムリンたちだがやってることは結構極悪。
その上で知性もあって道具を使ったり、簡単に増えたりと映画エイリアンぐらいの厄介さを感じる。
しかしバーで遊び回ったりと内面的にも可愛い一面があったりどこか憎めない。
コメディ的な描き方をしているが、こういったモンスターパニック映画は現代にはない作品だなと感じた。
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