風来のリヨナ

ビッグフットVSメガロドンの風来のリヨナのレビュー・感想・評価

ビッグフットVSメガロドン(2021年製作の映画)
1.9
ビッグフット 直ちに司令室へ

爬虫類アルコン軍との銀河戦争が終わり、お互いの争いを避けて暮らしている星暦4045年。1945年にナチスの機密実験で密かに誕生していた、人間とサメと爬虫類のキメラ・メガロドンがここに出現。地球を焼かれた復讐のため、アルコンの手先として再び戦争の火種が持ち上がる。

鍵となるのは地球同盟軍の跳ね返り者ビッグフット。なにか特殊な力があるらしい彼だが、何を唆されたのかアルコン軍に寝返って…みたいな。



なんと全編3DCG(少し実写)のスペース・サメ映画!この層のイツメン・ナチスさんのかつての実験遺物。二足歩行のマッチョ型シャークになります。もう慣れたぜ。

CGは割りと凝っていて、若干おもちゃ感があるものの色んなサイボーグやロボ、サメが動き回るのは楽しいです。ちょっとこう…プリセット味がありますが…違うよね?爬虫類と言いつつ敵の総司令はグレイ型エイリアンを緑に着色した何かだったり…違うよね…?いや…アセットかなこれ…何かのソフトのアセットとかプリセットとかそういうのです(確信)

とにかく無駄で意味の分からない言葉の飛び交う会話の多さは確実にサメ。でもなんか不妊検査が始まるし、支離滅裂な精液の話ばっかり…下ネタの多さに疲弊します。サメは誰も殺さず、ビッグフットは特に説明もなく人類クルーの一員。ちなみにビッグフットとサメは戦わない。
これはね、結構悪夢です。

個人的に気に入ったのは、なんも船が機能しないで捕まるメガロドンくん、恒例クソ遅スタッフロールです。
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