てらっち

コーマのてらっちのレビュー・感想・評価

コーマ(1977年製作の映画)
3.2
大病院で、リスクの低いオペにもかかわらず術後昏睡状態になる患者が続く。親友が昏睡になったことで不審に感じた女医さんが、謎に迫る医療サスペンス!!

チーム・バチスタみたいな感じですが、違うのは術中死ではなく昏睡状態に陥ること(結局は死んじゃうんやろけど)と、硬膜外麻酔ではなく酸素吸入を使うこと、単なる一個人の殺人ではなくもっと大きな陰謀が渦巻いていること。d( ̄  ̄)

最後まで誰が味方か、誰を信じていいのか分からず、ハラハラしまくりノ>_<)ノ ヒィッ
伏線も上手く回収されていく。

植物状態になった患者はある施設に連れて行かれるのですが、そこでの患者の保存方法?が凄い。ジャケ写にあるように、全裸で骨にワイヤーを通して天井から吊るす状態。ありとあらゆるチューブを通して生体モニターがつけられて、コンピーターによって管理されている。天井から吊るされてるから床ずれもできひんし、異常を感知したらコンピュータが体位変換とか処置してくれるらしいΣ(・ω・ノ)ノ発想がすごい。
こんな設定がこんな時代からあるなんて。。

ワイヤーから感染することないんかな?紫外線当てて、感染予防してるんかな??骨粗鬆症で骨もろい人はワイヤー通せへんのちゃうんかな?そもそもそぉいう患者は最初から除外されるのかな?…と色々不思議に思いながら興味津々で観ていました。

手術にダヴィンチなるロボットが投入され始めていますが、近い未来、医療もAIによって担わられていくという噂。。看護師もそのうち必要なくなるよって、ついこないだある教授に脅されました(笑)

この映画みたいになったら、ほんまに看護師いらんよなって思って切なくなりました(((=_=)))ブルブル
AIに乗っ取られる前に、看護師にしかできひんこと探して磨かないと(`・ω・´)生き残りをかけて頑張るしかない(笑)
てらっち

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