ヒムロ

マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション ウェアウルフ・バイ・ナイト カラー版のヒムロのレビュー・感想・評価

3.5
アベンジャーズ達ヒーローが表で敵と戦っている裏で、闇夜の中でモンスターを狩るハンターと呼ばれる者たちがいた。
モンスター・ハンターのリーダーであるブラッドストーン家の当主ユリシーズが死に、遺言に乗っ取って人智を超えたパワーを持つ宝石ブラッドストーンの相続権を争うための狩りが始まる。
屋敷に放たれたモンスターに埋め込まれたブラッドストーンを手に入れた者が相続権を得る、そうもちろんハンター同士で殺し合いながら狙っても良い。
しかし凄腕のハンターであるジャック・ラッセルには別の狙いがあった…。


公開当初きちんとモノクロ版も見たのだが、キャラとか覚えるのが苦手なのでカラー版が出て嬉しい。
クラシカルなモンスターホラーっぽい描写はカラーになっても違和感はない。
モノクロ版にあったラストに色が戻る描写だけが再現できないのが残念か。
個人的にはウェアウルフやテッドの造形が細かく見れて良い。

ストーリー自体は50分もないのでキャラの掘り下げなどもなくドラマの1話だけを見させられたと言った感じ。
アベンジャーズに続いてミッドナイト・サンズチームの結成を予感させる参戦だが、他のストーリーとの絡みもなし。
撮影的にクラシックホラーと現代アクションが混ざっているのは見ていて面白いが、話としてはそこそこ。
というか評価に困るぐらいしかストーリー要素がないと言うのが正しいか。

ウェアウルフはかなりキャラ的に初期のハルクに似たところがあるので、その辺をどう二番煎じにならないように今後描いていくのかに注目したい。
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