どど丼

ビーキーパーのどど丼のレビュー・感想・評価

ビーキーパー(2024年製作の映画)
3.6
"養蜂家"ステイサム、暴走ーー。

元工作員のステイサムが、恩人のおばあさんが死に追いやられた事を機に、復讐する話。過剰なアクションやキャラクター性、そもそものプロットからしてめっちゃ「ジョン・ウィック」(ネオン系の色合い込みで)。そこに「イコライザー」要素も交える事で主人公の狂人っぷりが最大限に発揮され、それをステイサム兄貴がやるというトンデモ復讐劇。この手のアクション映画、もはや一つのジャンルとして確立したよね。

最近は割と落ち着いた大衆向けアクション映画への出演が多かったステイサムだが(基準はバグっているが)、アクションシーンは過剰に暴れるので見応えたっぷり、こういうステイサムが観たかったのよ! 何で出てるのアンタなジョシュ・ハッチャーソンが何気にハマり役で良かった、闇堕ちして暴走する若者役、まだ全然いけてる。

何気に話はありがちな気がするが、本作は復讐劇から発展する規模がデカい。あまりにデカい。前半30分ぐらいで話終わったやんと思ったらとんでもなかった、多分まだやる気だ。タイトルは何故「beekeeper」……?と思っていたら、ハチを弱者や統率の象徴に例えていてなるほど〜となった。
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