lemmon

母よのlemmonのレビュー・感想・評価

母よ(1953年製作の映画)
4.2
ジェーンワイマン👏。
名家から転落し、農家に嫁ぐことになる教師役。
大地との相性がとても良い。
可哀想🥺だけでは終わらせない逞した💪。

邦題を「母よ」と名付けた気持ちがすごくわかるが、後半はそんな母に育てられた息子の苦悩にスポットライトが当たる。この展開も面白い。
ひとり息子の未来に口を挟みながらも強制はしない母。当然、彼は間違ったかもしれない選択もするが、積み重ねていくことが人生、そんなことを思った。

とても楽しかった!
展開が早くテンポも良い。
うわ〜昼ドラ〜、みたいな展開も楽しい😏。
マーサハイヤーの嫌な女ながらの「わたしは良い女よ!」って叫んでいる存在感がまた素晴らしかったなあ😆。

スターリングヘイドンがワイマンの夫役だが、成長した息子役がスティーヴフォレストってのが良い。同じ系統の二枚目。背も高いし、不公平だ😮‍💨🤣。ヘイドンはまだあまり作品数を見ていないがこれまでで一番良かったなあ👍。

いやーただ、ワイマンだな!
この時代の他のスタア女優には出せない味わいを、役に溶け込ませてくれた。
lemmon

lemmon