このレビューはネタバレを含みます
2024劇場鑑賞35本目
CS
想像してた数倍ファンタジーでした。
何が起きても受け入れるっていう覚悟がないと見れないですね。
最初の琴のやつの時に女王が浮いた時とか、最後の方のなんかくるぞ!って言ってでかい龍が出てきた時とか、若干クソデカため息つきたくなったよね。
内容は悪くはなかった。徽子女王と博雅の話と泰家殺しの話が両方進んでったからちょっとややこしいかなーと思ったけども。時系列のごちゃごちゃがないだけましでしたかね。
泰家うざいなーと思っとったらすぐ死んで流石に笑いそうになったわ。あからさまに貞文が犯人やと思わせたいんやろなみたいな構成やったけどそんな甘くはないよねー。とか言いつつ途中まで半分ぐらいあいつやと思っとったけど()
ほとんどの学生たちがひたすら占いで犯人みつけようとしとる中、ちゃっかり現場と死体調べに行った晴明と、全員の筆跡確認した貞文は推せる。堂々と俺はお前らとは違う顔していい。ちゃんと現実と虚構の区別がつけられてる。ま2人とも結局陰陽頭の暗示にかかっとったってオチやけども。
博雅可愛かったなー。最初は晴明に無礼者!とか言っとったんに段々仲良くなってって、帝の側近(?)たちに晴明のこと貶されてブチギレるとか、爆尊なんだけど。あと女王に告白しようとしとっためちゃめちゃいい時に超タイミングよく来る晴明最高。あの時ちゃんと言えとったら帝の方には行かんかったんかなーとか思ってみたりもしてますが。
ヒキガエルのくだりのとこにいた男性ブランコの浦井さん、めちゃくちゃヨーロッパ企画の角田さんに見えた。普通に「あ、角田さんじゃん」って思ってた。エンドロールみて「あっ笑」ってなった。ついこないだその2人が双子役してる「鴨川ホルモー、ワンスモア」を見に行ったせいですかね。笑
背景の造形、あれなんなんだ。序盤が特にきもかった。ゲームっぽいよねなんか。両親殺されるシーンとか、あの辺の背景なんであんな合成感満載なんだ。虚構アピールかと思ったけどその後の屋敷(?)のシーンも背景そんな感じだったし。そこだけめっちゃきもかったなー。
今やってる大河みたいに現実っぽいやつを想像していくとクソデカため息つきたくなるかもしれませんが、最初からファンタジーと割り切って、何が起きても受け入れる覚悟を持っていれば楽しめると思います。
p.s.桐山漣さんかっこよすぎガチ好き