アニメ映画以外の邦画はあまり見ないのですが
原作の陰陽師が好きなので観に行きました
結論、すごく面白かったです
欧米などでは古くから物理的な魔法を用いた作品が多いのに対し、
日本の精神的なやり取りを用いた呪術が大きく映像化されていて
さすが日本で作成された作品と感じます
深く知るところまではしなくても、
日本屈指の怨霊、藤原道真って？や、
当時の時代背景を知っていると＋αで楽しめる要素がきちんと散りばめられているのも良かったと思います
もちろん、上記は全く知らなくてもこの作品は楽しめますのでご安心下さい
映像演出だけでなくキャラクター面も原作陰陽師をよく取り入れていて、
今回の晴明のひねくれているよい性格と、
それをカバーする博雅の善いヤツなところが最高のコンビだと感じます
主題歌がBUMPだったので、思わず「藤原さん…」と思わず深読みしたくなってしまうほど、
小さなポイントが散りばめられている映画でした
ぜひ次回作の制作に期待したいです
