このレビューはネタバレを含みます
潔くて自由な青年。人生は漂流。フラフラ歩いているのに芯はしっかりしてるからブレない心の強さを感じるしかっこいい。
荒廃した街の騒音がリアルでBGMと合わさって心地いい。
ジム・ジャームッシュの映画って眠くなるのに、ただ退屈で眠くなるっていうわけじゃなくて心地いい退屈が襲ってくる。
ラストに旅立つ港でパリから来た主人公と似たような状況の青年と出会ったときの会話が好きだった。同じ場所では生きられない人たち。パリは君のバビロンになるよ。
こんなにテーラードジャケットが着たくなる映画初めて。笑 細身の人がテーラード着るとこんなにかっこいいのかよ。
離れていくNYの映像は寂しさと新たな旅が始まるという期待が交差する終わり方。空の色最高すぎる。
去るといた時よりそこが懐かしく思える
僕の旅はパーマネントバケーション(終わりのない旅)