中学生のころにTVシリーズがスタートした。
友人はタカキューでスーツを買いグラサンをして闊歩していた。
全く、歳相応でないまさに昭和、アブデカブームにはまっていた。
石原プロ渡哲也さんが大好きな私は、大都会・西部警察と、渡哲也さんの舎弟、
舘さんを追っかけるのは必須。
製作委員会に「舘プロ」がエンドロールに見た。映画作ってる。素敵すぎる。
本編、なぜがスタートから感極まってしまった。
たぶん、公開と同時に「核心」って本を読んでいたのと、こんなにもファンがずっとついていることにも感動。
刑事ドラマのカウンター「踊る大走査線」もとてもはまってしまったが、
長くファンを引き付けるものって、全てにかかわっている人のパワーが引力になって突き上げるのかなあなんて。
映画は、とてもエンターテインメントに仕上がっていてどの年代が観ても楽しめ興奮し
感情移入し過ぎでなんでだよーって、ひとりマジでってくらいなぜか、涙。
そして、ユージの走り、ハーレーからショットガンアクション。
待ってました!っと大向うを掛けたくなるお決まりのシーンはもう完全に歌舞伎の見栄!
これ本当に監督、素晴らしい過ぎです。
いろいろな系譜があり、長い時間を経て再びファンに届けてくれたこの映画に
なんか、形容しがたい心が穏やかになる映画でした。
公開中、次回以降は映画館ではビールを片手にほっとしながら、
ソフトが出来たらゆっくりお酒を呑みながら観たいと思います。