☆俺基準スコア:2.1
☆Filmarks基準スコア:3.2
ニュージーランドを追い出され、横浜に舞い戻ったタカ&ユージ。探偵事務所を開業し、昔2人が同時に愛した歌姫の娘・彩夏の依頼を受けることに…
という「帰ってきたあぶない刑事」を観た。
以下、あぶなくないネタバレでもやってろ!
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正直ハナシはどうでよろしく、2人の生存確認(失礼!)とお布施のための鑑賞。しかし、ただ単に遺産で食おうとする二十世紀映画のようないやらしさは感じませんでした。そこには明確なコンセプトがあったから。
これまでの「劇場版」は、明らかにTVシリーズではやれなかったこと・やらなかったことを全面に出していたけど、本作はTVシリーズへの回帰がコンセプト。それは小粒なアクションもそうだし、劇伴にも表れています。ラストカットのジャンプもそうかな。しかし編集やカット、CGによる若返りなどは明らかに現代的。村川透と仙元さんならこうはならなかっただろうねぇ。
それにしても、舘ひろしが年々演技が上手くなっているのが困りもの。柴田恭兵以上に感情表現が巧くなってしまったら、ますますファンになっちゃうし、また次回作を期待しちゃうじゃないか!まぁ、あぶデカと山猫は代替わりしても観続ける覚悟が必要だな、俺は。