新たな視点が！などの煽り文句はあったものの、予想通りそんなものはなく、どこかで見たことがある人のインタビューを編集した印象が強い。50分程度の荒い映像のドキュメンタリーに2千円払うため、余程のファンでない限り見る価値はない。特にパンフレットは1千円と通常のパンフレットと同じ価格だが、内容は非常に薄い。漢字返還のミスやデザインは素人レベル。
そもそもフレディがゲイであること、AIDSで亡くなったことをなぜことさら強調したいのか。この映画監督もそうらしく、映画「ボヘミアン・ラプソディ」を見てゲイであることとAIDSで亡くなったことが描かれていないことがこの映画作成のきっかけらしい。なぜ単純に素晴らしいミュージシャンであること、歌手であることを讃えられないのか。ゲイであることに価値などない。ごく当たり前な性的嗜好の一つだ。AIDSで亡くなった悲劇の主人公として描かないとフレディには価値がないのか？
この映画よりQueenのYouTubeでも見た方がよい。
