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マイノリティ・リポートのEDDIEのレビュー・感想・評価

マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)
3.9
少し先の未来…起こるはずの犯罪が食い止められるとしたら?殺人予知システムを導入した近未来SF!しかし予知されたのは殺人を犯す自分自身⁉︎トム・クルーズが躍動する緊迫感満載の展開が凄まじい。

〈ポイント〉
・2054年のもしかしたらこんな世界かもと思わせるスピルバーグの構築する世界観が良い
・2000年代のトム・クルーズはやはり最高!
・トム・クルーズの上司役のマックス・フォン・シドーの存在感がたまらない
・終盤までハラハラするスリル感

〈雑感〉
本作が公開された2002年といえば私も青春真っ只中。
当時DVDレンタルされてからだと思いますが、本作の設定と作り込み方に一気に引き込まれお気に入り作品の一つに。
ただ、気づけば20代を過ごし、30代も数年が経過したところで気付きました。
大人になってからこの大好きな作品を観ていないと。

さすがスティーブン・スピルバーグというべきか、ついつい引き込まれる世界観はさすがというもの。ざらついた質感の映像も特徴的です。
この作品の少し先でいえば『インセプション』もちょっと似てますね。
ある意味、本作は先駆け的な作品といえるでしょう。
原作者のフィリップ・K・ディックといえば、『ブレードランナー 』や『トータル・リコール』『ペイチェック』などの映画化したSF作品の作家としてもよく知られています。

まぁ改めて観るとちょっと長いんですけどね。
結末や黒幕も知った上で観たというのもありますが、もう少しサクッとまとめてほしかったなぁと。でも最初に観てからもう20年近く経っているにも関わらず、映像が頭に残っていたのは凄いなぁとスピルバーグを讃えざるを得ません。

〈キャスト〉
ジョン・アンダートン(トム・クルーズ)
ダニー・ウィットワー(コリン・ファレル)
アガサ(サマンサ・モートン)
ラマー・バージェス局長(マックス・フォン・シドー)
アイリス・ハイネマン博士(ロイス・スミス)
エディ・ソロモン医師(ピーター・ストーメア)
ギデオン(ティム・ブレイク・ネルソン)
ジャッド(スティーヴ・ハリス)
ララ・クラーク(キャスリン・モリス)
フレッチャー(ニール・マクドノー)

※2022年自宅鑑賞49本目
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