【映画の頭脳破壊💣】
リアルタイムで映画館で観た作品だが、冒頭のグルグル回転するカメラワークと編集の気持ち悪さで途中退場した作品。(笑)
映画館のトイレでゲロゲロ吐いちゃった。
これならまだ前作『Ａ・I』の方がマシかと思われるスピルバーグの地雷映画。全体的に脚本が小賢しい…或いはあざとく出来ており、後半は完全にカーティス・ハンソンの『LAコンフィデンシャル』と同じような展開に。オチが読めてしまった時点でアウト！といった失敗作の典型例みたいな映画。
たしかにトムクルの追跡シークエンスやアクションは映画的で迫力タップリだったのだが、肝心のドラマがチグハグ。主要キャラクターにちっとも感情が篭っていない。だから、途中で飽きちゃう。🥱
中盤に於いてサミュエル・フラーの『東京暗黒街・竹の家』の場面がなぜか挿入される。古今東西の映画的記憶を自作でMIXするスピルバーグのオタクぶりには頭が下がる。あのタランティーノをも凌駕してるよ。
