watarihiro

マイノリティ・リポートのwatarihiroのレビュー・感想・評価

マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)
4.3
プリコグと呼ばれる3人の予知能力者たちで殺人予知システムが構成された。犯罪予防局がそのシステムを導入し、西暦2054年のワシントンD.C.の殺人発生率は0%になった。犯罪予防局の刑事ジョン・アンダートンは、6年前に息子が誘拐殺害されたのをきっかけに、犯罪予防にのめり込んだ。ある日、新たに殺人事件が予知された。それはジョンは他人であるリオ・クロウという男を殺すシーンだった。何者かの罠だと感じたジョンは追手の追跡をかわし、システムの考案者、アイリス・ハイネマン博士に助けを求めるが、、、。

久々の鑑賞。最近トム・クルーズ作品が続きましたので本作を鑑賞。

犯罪発生はゼロとは素晴らしい事だけど、犯す前に逮捕されるとは中々人権無視してるような描写でした。

トム・クルーズ演じるジョン・アンダートンは仕事に対する執着心はあるものの、薬物に手を出したりして情緒不安定な部分あり。そして自分がまさかの殺人を犯すという絶体絶命な状況。ジョンを追う捜査官たちが持ってる嘔吐棒はキック・アスのゲロゲリ棒を思い出しました笑 逃走劇は結構見応えあって面白かったです。

SFならではの夢のある設定。空飛ぶ捜査官だったり高速道路は今見ても素晴らしさを感じます。あとVRみたいにいろんな体験ができる施設よかったです。

一番苦手なのはあの医者。腕は凄いけどやたらと生活に問題ある笑 なんであんな腐ったものを冷蔵庫に置きっぱなしにしてるんだろう笑 正直そこのくだりは結構キツかったです。グロさもありましたしね。

最後の黒幕が分かる流れが好きでした。良いサスペンスだと思います。本作のトム・クルーズ結構好きです。

あと映像の光具合がなんと言ってもたまらないぐらい好きです。
watarihiro

watarihiro