よん

ゴーストバスターズ/フローズン・サマーのよんのレビュー・感想・評価

3.7
「ファンサ映画の第二弾は成功か否か」

みなさんご存知のゴーストバスターズが帰ってきた!アフターライフからはや2年、幽霊退治屋としてニューヨークへやってきたスペングラー一家。家業は順調に思えたが、絶えず現れるゴーストたちに悪戦苦闘。
そんな彼らの前にガラッカという万物を凍結させる最強のゴーストが降臨する。

なんの気なく楽しめる完全娯楽映画であり、ゴーストバスターズというどこかアナログで懐かしさを感じさせがらも、映像技術の進歩は見せれるという親和性の高さ。良いエンタメ映画だとは思う…が、脚本が甘すぎる!

全体的なまとまりに欠けており、親子関係や仲間内問題、新キャラの登場や人間とゴーストの友情など見せどころは多いものの全てにおいて描ききれない要素が多く見られた。

敵もかなり凶悪で終盤までジワジワと迫る脅威を演出しているものの、いざ登場してみればかなりの規模で能力を振るってはいるものの、戦う場所は家の中だけとスケールもこじんまり。
派手なアクションはなくとも、もう少し町全体を使った痛快な動きが見たかった。

前作は久しぶりのゴーストバスターズ全員集合とファンサに振った演出が胸アツだったこともあり個人的にも好きな部類でしたが、今回はさすがにエモさは感じなかった。

ちなみにビジュアルではポール・ラッドことゲイリーが主役のように写ってますが、主役は娘のフィービーです笑
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