このレビューはネタバレを含みます
2024新鮮#14
予告編から、本作は初期作みたいにゴースト退治が主なストーリーになりそうで、前作みたいに家族の物語を加えた、良い作品では無いのか?と期待値が落ちていました。ま、オッペンハイマーと同じ日に公開ですからね。仕方無いか。
結果的には…
展開が前作と同じ(笑)
監督は変わるも、ストーリー展開は変わらずって。
ポスターの中心がポール・ラッドなのに、やっぱり主人公はフィービーでこれは良し。
フィービーと母親との仲はまた悪くなり、父となったゲイリー共々NYに超し、ゴースト・バスターズ再始動なんだけど、フィービーの無茶な行動が市長(一作目でバスターズと対立するウィリアム・アザートン❗ダイハードのクソリポーター)から怒りを買い解雇されてしまう。街で出会ったゴーストと仲良くなるも、実はゴーストの罠で本作のボスキャラのガラッカを解き放ち、旧メンバーも加わるも苦戦し、フィービーを裏切ったゴーストに助けられ無事解決。前作みたいにスペングラーおじいちゃんが助けてくれるかと思っていた。大して苦戦しなかったけどね。
ね?同じじゃない?(笑)
それなら、ガラッカをもっと早く登場させ退治に苦労する時間をもっと割いて欲しかった。VFX効果は素晴らしいので、プルトンパックのアプデ版よりもっと凄いハイテクガジェットを見たかった。ゴースト研究所があり、そこには博士もいたのだから。
前作ほどホラー要素は無く、シリーズ伝統のコメディアンが主役ながら、ポール・ラッドの個性もアントマンほどでは無い。ダン・エイクロイドやビル・マーレイの影に埋もれていたし。
新旧ゴーストが集合したシーンはジュラシック・ワールド・新たなる支配者みたい。
残念な部分もありましたが、一作目の図書館のお婆さんゴーストや、ドロドロスライムを垂らし、爆食いゴースト、ミニ・マシュマロマンも再登場と一作目が好きだった自分には堪らん部分もあったので、ストーリー展開がとても惜しい。
それと、IMAX上映も無かったのが残念。