本作もジュラシック•ワールドの人数多い問題を見事に踏襲。でも若い頃のマイケル•ケイン似の兄ちゃんが新キャラにも関わらず良い味出してた。
テンポ悪！なかなか始まらねえ！と思いながら観てたけど、旧２作もそういえば「なんだか怪しい霊力がじわじわと、、」っていう空気が一時間近くずっと続く作りだったっけ。
編集でぶった斬った感はありつつも、「老い」「家族」「はみ出し者」って無理矢理メッセージ性も持たせたのは及第点。
球から強いゴーストが解き放たれるときのホラーな演出と、そのゴーストが角を自分の頭に戻すときの特撮っぽさが良かった。
あとファイヤーマスターを探す際に霊力を使うんじゃなくて”あなたがファイヤーマスターですか？”って一人一人声掛けていくところも旧作っぽくて好き。
なんだか過去の遺産だけに甘んじて観光客を呼ぶヨーロッパの某国みたいな映画。バタバタ飛ぶコピー用紙とかも本作ではやっちゃうのかよ！ってね。
ま、エクト1が曇空のニューヨークの街を飛ばす絵だけでスコア3.5は固いので、もっともっと続けてほしい。
