いっしー

ゴーストバスターズ/フローズン・サマーのいっしーのレビュー・感想・評価

3.9
ゴーストバスターズ正統続編。
スペングラー一家ニューヨークへ。
評価としては前作が良すぎたためか少し期待しすぎたかなという感じ。
冒険ものっぽい印象が強い前作に比べると今作では家族愛に焦点が当たっているのですがそれもそれで良いもの。

幽霊(ゴースト)との絆、家族との絆、仲間との絆…と色々な絆を通して主人公フィービーの成長が描かれる主軸なのでラスボス戦はめちゃくちゃアッサリ。もはや脇役レベルとなっているのは何ともゴーストバスターズっぽいけれど、マシュマロマンや屋根裏のゴーストの方が出演時間が長そうなのは可哀想。
ホントに出番も存在も一瞬で溶けて無くなった。

見どころはたくさんありますが、いちばん良かったのはポール・ラッド演じるゲイリーの父親感。「アントマン」からずっと思っていたけれどこの人の父親役良すぎる。
素直になれない感じとか、心が通じた時の喜ぶ表情とかはグッとくる。
舞台がニューヨークであったり旧作のアジトが出てきたりと懐かしさもひとしお。

解き放たれたゴーストたち、ゴーストとわかり合い協力することはできるのかという点など、この後も続くような伏線もありましたが続編期待してもいいんでしょうか?!
次回も是非新旧メンバー勢揃いでお願いします。
いっしー

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