面白い。近場の映画館では鑑賞日で上映終了となるところが多かったので、見る事が出来て本当に良かった。
父親の再婚相手が自分よりかなり年下という、良くあるコメディタッチの映画と思っていたけど、ちょっと違う。もちろんその手の笑えるシーンはあるのだけど本筋では無い。もっと深い感じの内容で、予想しない展開で話が進んで行く。たまに幼少期・高校生、そして大学生の頃のシーンが挟まれながら進んで行くが、それが全部主人公の不可思議な行動パターンの理由説明になっているところが良い。
“飯食うて寝たら大概の事は何とかなる”
劇中のセリフだけど、これは真理だと思う。
悲しみを押し殺してバカでかいオニギリを貪り食べるシーンがグッとくる。
