ハロウィンを震撼させた怪人アート・ザ・クラウンを撃退した女子高生で、数年後に精神病院を出て叔母宅で暮らすことになったシエナ・ショー。姪ガビーから慕われて弟ジョナサンは大学進学と安定を取り戻したはずが今尚トラウマに苦しむ彼女が、首を切られて尚復活した怪人が起こすクリスマスの惨劇にみまう様を描いたホラー映画です。
アイコニックなホラーキャラクターを生み出して人気を博し、超低予算のジャンル映画ながら破格の成功を収めるダミアン・レオーネ監督による『テリファー』シリーズの第三段で、ステップアップを果たした前作からの直接的な続編が批評家と観客の両方から支持されてわずか200万ドルの製作費に対して1億ドル近い興行収入を記録しました。
まさかの青春ファンタジーとの融合を成功させた前作から物語は継続しつつも方向性は原点回帰していて、もはやなんでもありとなった利点を活かしてあの手この手でスラッシャーを徹底します。それ故に前作で生まれたマジックまでは継続とはいきませんが、ツッコミどころ満載の展開で楽しませる、ジャンル映画への期待を満たす一作です。