あき

チャロの囀りのあきのネタバレレビュー・内容・結末

チャロの囀り(2022年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

チャロ(主人公)と出会った人達の物語なんだけど
物語の性質上チャロが軸では無い。主演の女の子目線。
女の子の家族構成や生活がセリフと身なりだけで不明。
各キャラクターも生活感を感じられなかったので、この世界に入り込めなかった。チャロの言葉に意味もなかった、喋りたい気持ちだけでチャロが作り出した造語。

映像は綺麗なんだけど115分それだけでは間延び。

出演者と監督の未来に期待で3.1
これからの作品に期待します。


ここから過度なネタバレなので読みたくない人はみないでください。
<追記:パンフレットを読みました。下記の中にパンフレットで補われている部分が多々ありました、パンフレット無しで楽しめたらもっと高評価でした!>
 
 
 
 
 
 
 
 





一番気がかりだったのが、取り立て屋から助けたシーンの後。
女の子はチャロに心を開くようになっていくのだけど、その間取り立て屋が呑気に治療だけしていたのか、終盤まで待ってくれている状態。

しかし時間軸的にはエンディングまで、おそらく一週間以内くらい?
ほんとうに時間軸がわからない。

その他は、チャロをみんなに紹介するまでが早すぎるし、学校一のカップルとして撮影されるのなら、チャロの私服はせめてみんなに紹介された後に提供されたものでなければ、流石にカメラマンはカップルには見えないのでは?あとすんなりタイガが受け入れすぎ。学食でチャロの正体が学校関係者にもばれているのなら、そもそも掃除のお仕事出来ないのでは?”まつり”が都合よくあとを付けている理由も。。。

最後に、、、セリフから子供の頃に拉致されヒットマン?として鍛えあげられた話であろうと推測、その為”たつお”は、世間と隔離する為、チャロにちゃんと日本語を教えなかったのかなと推測、全部推測して楽しめる!のかといえば、そうではなく辛くなる。

また半島という言葉とクレジットのロケ地の北九州。
ちょっとセンシティブ。

って色々突っ込みましたが、限りなく3に近い2って事で、これからの作品に期待します。
あき

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