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オリオンと暗闇のrmのネタバレレビュー・内容・結末

オリオンと暗闇(2024年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

良いメッセージが沢山詰まった良いお話だった。
怖いものがあってもいいし克服をしなくてもいい。その恐怖から逃げずに立ち向かうことが大事。
不審な音や不気味な闇、過去の失敗や嫌な思い出を考えすぎているのは自分じゃなくて夜の存在たちの仕業。彼らのせいにすることで子供は夜が怖くなくなるきっかけになるし大人も気が楽になる。
オリオンの娘の詩もとても良かった。
光のように明るい性格の人はみんなから好かれる人気者で暗闇のような静かで自分をさらけ出さない人は好かれないように思われる。けど暗闇の中だからこそ星のように輝ける人がいて小さな声に耳を傾ける人もいる。暗闇が光と同じく世界に必要なように周りと少し違うはみ出た者にも居場所がある。
個人的には睡眠がクロロホルムを嗅がせたり窒息させたりして人を眠らせてるのが好き。自分が寝る時もそんなことされてると思うとおもしろすぎる。
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