rmさんの映画レビュー・感想・評価

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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.1

田舎の風景や、立体的で様々な視点からの躍動感ある作画がとても綺麗。
ただ世界を救うのではなく、一人になって初めて親やご飯や他人の親切のありがたみを学ぶ良い旅だった。
「大事な仕事は人から見えないほうが
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

話が難しい上に沈黙や間のないノンストップ・ハイテンポの会話劇で最初の2時間は正直眠かった。隣の人も時々寝てた…。ここまで会話を矢継ぎ早に詰め込んでそれでも3時間ってことはそれほどノーランにとって描写し>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

大画面で見るオレンジの砂漠の世界が美しい。チャニが自分達には当たり前な海や雨に心躍らせるように自分もアラキスの砂漠の世界に憧れる。
ポールがよそ者と煙たがられても諦めず巨大なサンドワームをみんなの前で
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ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

人見知りで人付き合いが苦手な主人公に共感できて一気に好きになる。
個性の強い他人が次から次へと巻き込まれ一緒に生活しながらお化け退治することになるのも好きだし、事件解決後もみんなで集まってお化け達と一
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

古代ギリシャにタイムスリップする展開は面白かった。自分だったらきっと後先考えずあの時代に残ってしまう。
陽射しが差し込むインディの部屋が居心地良さそう。あんな部屋でお昼寝したい。

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.7

炎は消える前に掴み取れ。自分を押し殺すより誰になんと言われようと自分のやりたい事を追いかけるべき。英語圏ではこの映画の否定的意見をよく目にしたけどピクサーの期待を裏切らない良いメッセージだった。
電車
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

始まりは美しい波の映像と謎めいた音楽でいつものディズニーより少し大人びたファンタジーの雰囲気。お馴染みのアリエルのメロディーを組み込んだアラン・メンケンの音楽がとても綺麗で Part of Your >>続きを読む

宇宙兄弟#0(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

日々人とブライアンの関係をより深く、ブライアンの家族のことも少し見れて彼らの立場からブライアンの死を考えることができる。
地方に左遷されてもそこで目の前にある自分にできる精一杯のことを頑張り新しい目標
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バビロン(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

中盤までが長くてまあまあな映画かと思ったけど前半2時間は最後の1時間のためのビルドアップで終盤から徐々に面白くなってくる。
セットや撮影方法がまだ原始的な一昔前の映画業界を描いていると見せて実は現代で
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アインシュタインと原爆(2024年製作の映画)

3.1

アインシュタインの逃亡生活ドキュメンタリー。『オッペンハイマー』の前に観たら理解度が上がるかと思ったけど観なくても良さそう。逃亡生活が9割、アインシュタインの原爆における考えが1割くらいの内容。

エルヴィス(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

テンポ良く進むけどトントン拍子に次のシーンへと速く進み、浅く描写された重要イベントの繰り返しで彼の人生を深く知れた気にはなれなかった。
大佐が悪役位置だったので彼のナレーションは悪者の言い訳にしか聞こ
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ニモーナ(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

アニメで開始数分でこんなに引き込まれたのは初めて。女王が殺されたところから目が離せなくなりニモーナの明るくて面白い性格で好きになった。
「普通」と違うと質問攻めしたくなるけど変わったところも含めてがニ
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もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

ホラーな難解映画。ジェイクと清掃員が同じなのは分かったけどその先が分からない。

オリオンと暗闇(2024年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

良いメッセージが沢山詰まった良いお話だった。
怖いものがあってもいいし克服をしなくてもいい。その恐怖から逃げずに立ち向かうことが大事。
不審な音や不気味な闇、過去の失敗や嫌な思い出を考えすぎているのは
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アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

主人公が人として終わっていて好きになれない。自分の立場が悪くなるとすぐ嘘をつく、数秒前に口にした約束でさえ守れない、子どもを本気で気にかけていないのに父親面する、なんでも自分の思い通りにできると思って>>続きを読む

ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.7

ジョン・ウィックが殺しをしながら暗殺の仕方を教えてくれているような映画。
殺し屋の待機時間や考え方、逃げ方、武器の調達、犯行計画などを見るのが好きなので2時間がいつもより短く感じるくらい面白かった。

ブラックアダム(2022年製作の映画)

2.0

冒頭の街中や遺跡に王冠を探しに行くシーンはアメコミヒーロー映画を観てることを忘れてたくらいB級アクション映画っぽいテイスト。スローモーションのCGが良い。シャザムの続編のCGも良かったしDCってもしか>>続きを読む

エノーラ・ホームズの事件簿2(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

BBCの変人シャーロックが一番好きだけどヘンリー・カヴィルのシャーロックは紳士で冷静で落ち着いたかっこよさ。このシャーロックの赤い壁紙の部屋はより派手で豪華。
正体を表したトロイのit was fun
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

4.0

今まで観た戦争映画で一番戦争の悲惨さやリアルさを感じた。
仲間や友達が目の前で撃たれ爆撃で吹き飛ばされ生きたまま焼かれ戦車に轢かれ何人もの死を目の当たりにする。精神が崩れてくる者もいる。18歳や20歳
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シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

1.6

細部まで細かい上に一秒間にすごいスピードで動くCGが凄い。膨大な制作時間と労力が掛かってそう。

コララインとボタンの魔女(2009年製作の映画)

3.3

ホラーと聞いて観るのが怖かったけどホラーというよりナルニアやくるみ割り人形を少しダークにしたファンタジーで怖くはなかった。
別世界を見つけるファンタジーものはやっぱりわくわくする。

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.7

4人の12歳が少し大人になるある夏の2日間の小さな旅。
疎遠になっても忘れられない子ども時代の友達や何も考えずに集まってただ一緒に過ごして遊んだ日々を懐かしく感じるのは80年代でも現代でも同じなんだな
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くもりときどきミートボール2 フード・アニマル誕生の秘密(2013年製作の映画)

2.0

前作の食べ物に科学要素を足した感じ。
キラキラしたキャンディ山の中がとても綺麗。

スクール・フォー・グッド・アンド・イービル(2022年製作の映画)

2.0

面白そうなファンタジーっぽくて期待してたけど中学生向けのファンタジーだった。

アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

3.0

こういうヴィルヌーヴっぽい作風普段は好きなんだけどスローペースな上に不明瞭な音楽で余計に進展が遅く感じた。
キャラクターもストーリー展開のためにわざと現実を受け入れなかったり人に突っかかりに行っている
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ほの蒼き瞳(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

重々しい音楽と豪華なキャストで最初から大作の雰囲気を放っていた。
事件の真相のさらに裏にあった真相は重たくてただ悲しいものだった。
あんなに明るく話す個性的だったエドガーが事件後は無理もないけど暗くな
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.0

自分の問題と向き合い沢山悩んで前に進もうとするウィルに涙が出るし勇気づけられる。ウィルだけじゃなく教授も成長したように10代の学生から若さを過ぎた大人まで何歳にでも響くメッセージ。
この脚本を20代の
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アメリ(2001年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

一つの小さな街の中にも色んな人が沢山いて同じ瞬間に同じ街の様々な場所で様々な人が色んな事をして生きている。毎日同じような日々が過ぎていく中で失敗に怯えずコンフォートゾーンを抜け出し目の前のチャンスを掴>>続きを読む

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

2.1

このレビューはネタバレを含みます

『マトリックス』『トゥルーマン・ショー』『エターナル・サンシャイン』『バニラ・スカイ』『アス』『インセプション』『アイランド』など挙げ出したらキリがないほどこの手のストーリーは何作も作られているので先>>続きを読む

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

キアヌと真田さんが話してるだけで豪華なシーンだった。ジョン・ウィック映画のキャラクターは自国の言語を混ぜて話すし英語ではその人のアクセントを削がず個性として残されているところが良い。キアヌの「押忍」が>>続きを読む

ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

3.2

映像がとても良い。光学迷彩やアニメの街並みや作戦会議室などを上手く実写化できていた。
静かで重いヴィルヌーヴ監督のような作風にしたのが大正解でアニメの大人でかっこいい雰囲気をそのまま実写化したように再
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

単なるアニメ映画じゃなくて映画一括りにしても傑作の内に入る。アニメだからって敬遠しないで観て良かった。
ストーリーは変わっても伝えようとしてる主題はこの4部作もアニメ版も同じもので、シンジやゲンドウの
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.5

アニメ版とは完全に別物の新しいストーリーへ進行。また違うエヴァを初めて鑑賞できてアニメ版のような難しさもないので前よりも楽しめた。
映像が現代版に進化した前2作からさらに進化していてCGに賛否両論はあ
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

3.3

前作はアニメ版と同じストーリーでただ絵を直した現代リメイク版っぽかったけど少しずつ路線が変わってきて面白くなってきた。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.2

クリス・プラットの声は意外と違和感がなく聞けた。80年代の洋楽とマリオも世界観を損なわず案外良い組み合わせ。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

3.2

違う世界線の話だと思ってたけどストーリーはアニメ版とほぼ同じでところどころ端折ってテンポよく進む。その点ではキャラクターたちの心情や人物をより深く知れるアニメ版の方が好き。
アニメ版では同じ音楽を繰り
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