チャーリー・カフマン脚本と聞き及び、チェック。
設定からして「モンスターズインク」や「インサイドヘッド」などのピクサーアニメ的。
少しばかり既視感のあるお話の導入にかえって、カフマンだからどこかでひ…
チャーリーカウフマンらしい単純に見えて複雑な面白さ。生きていくには世界に目を向けないといけない。世界に存在するもので、無意味なものはない。
主人公のオリオンが恐怖を克服する過程で、全てを言語化して…
・やたら真に迫った子どもの頃の恐怖心(不安神経症ぽくてかわいそうですらある)の説得力
・青から緑のグラデーションに星が浮かぶで夜の世界
・大きくて黒いけど愛嬌のある闇のキャラクターデザイン
・児童向…
このレビューはネタバレを含みます
恐怖の正体は未知。
オリオンは想像力が豊かすぎるが故に世の中に対して臆病になる。でもそれを克服するのもまた、彼の想像力であり創造力。
「大人は簡単な話が好きよね」
「実話じゃないと役に立たない」
…
子供向けの単純なドリームワークス・アニメと思いきや、複雑な多層構造になるあたり流石チャーリー・カウフマン脚本。
怯えるのは想像力や感受性が豊かだからこそ。
不安障害を抱える大人としても、未知の恐怖…
このレビューはネタバレを含みます