イアン・リードの原作は未読。何の前情報もなく鑑賞しました。
舞台は近未来、宇宙への移住計画に選ばれたところから話しは始まる。選ばれたのは旦那だけ、取り残される奥さんのためにAIを作りましょうというお話。
登場人物も少なく、ほとんど家の中で進むストーリー、めちゃくちゃ地味な作品ですが、しっかりSFしています。
我々はパートナーに対して何を求めるのか?退屈な日常の繰り返しである結婚生活は刺激的な恋愛には敵わないのか?そんなことを考えずにはいられません。
シアーシャ・ローナンとポール・メスカルの好演もよきかな。
「インターステラー」で取り残された人々の話というのは、言い得て妙。