台詞・ナレーションなし、それでも引き込まれるストーリー性。
解釈が受け手に委ねられているので、様々な考察があるかと思われます。
ただ、私としてはやはり答えが欲しかった。多くの謎が謎のまま終わるラストに>>続きを読む
シェーンといえば、我々の世代は懐かしのセザールのCMを思い出します(古い!)
ストーリーは西部劇の王道といえる流れ者が来て、悪党を退治して去っていくまで。
寡黙でタフな男、これが当時のアメリカのヒーロ>>続きを読む
物事を始めるのに年齢は関係ないと教えてくれる映画。
英会話でなくてもなんでもいいんです。勉強を続けることが大切です。
新しい知識を得ることに喜びを感じることができれば、これは有意義な時間の使い方と言え>>続きを読む
終盤“これはロッキーだな”と思いきや、やはりロッキーは本作の影響を受けたとのこと。
立ち上がるその姿に心を動かされるのです。
アメリカの古い映画では、しばしばこの正義とは?といったテーマが扱われます。>>続きを読む
大人の鑑賞に堪えうる素晴らしい作品。少ない台詞、長回しなど好みが分かれると思いますが、私は好きです。
映像も音楽も素晴らしい、特に音がいいのでヘッドホンやイヤホン推奨です。
奥さん美人だなと思っていた>>続きを読む
実は観ていなかった有名作。いままで沈黙シリーズをスルーしてきました、というかセガールの映画をまともに観た記憶がないです。
合気道の技がいつ出るのかと楽しみにしていましたが、それと分かる技がなかなか出て>>続きを読む
フレデリック・ワイズマン監督の4時間半に及ぶドキュメンタリー。ついに鑑賞しました。
ある一時期、休日の夜は時間がとれるので長尺映画ばかり観ていましたが、流石に4時間半は過去最長ですね。
午後と夜に分け>>続きを読む
前作で物足りなかったSF要素が入ってきて楽しめました。
ここで注目したいのは、パパの経済力です。息子と娘のふたりは親元離れてマンションで生活しています。
咲太もバイトはしてますが、あくまで高校生のバイ>>続きを読む
TVシリーズ、劇場版と観てきましたが、何もかもすっかり忘れていましたね。
咲太の胸の傷や花楓のこと、離れて暮らす父親、まるで記憶喪失かというほど覚えていません。
新シリーズが始まる前に復習したほうがい>>続きを読む
社会を変える力強さをもったこういった人物が実在することがただ嬉しいです。
家族やコミニティーからこれだけ疎外されたら普通は諦めますよ。
それでも変わらない信念を持ち続けること、その難しさ、多くの方が直>>続きを読む
映画館で観ようと思っていた作品。これはIMAX映えがよろしかったことでしょう。
なんとなく読めてしまう王道の展開、でもそこがいい!
ブレードランナーのネオンに屋台という近未来の世界観をきっちりと踏襲し>>続きを読む
「ダンサーインParis」の監督さんでしたか…オープニングがお洒落です。
冒頭でジャミロクワイのシンボルがあったり、エコベリーやパルプのTシャツを着ていたり、ずいぶんブリットポップだなと思ったら、96>>続きを読む
ナチスを扱った映画でも、例えば「シンドラーのリスト」や「関心領域」といったドイツではない国で制作されたものと本作のようなドイツ自らが作ったものでは何かが決定的に違うような気がします。
それは自国の過ち>>続きを読む
冒頭の5分で引き込まれて上手いな、と思ったところでクレジット、マーティン・シーン、そして監督・脚本エミリオ・エステヴェス、親子の共演か!とテンション上がります。
こんな旅をしてみたいとも思いますが、と>>続きを読む
イ・ビョンホンの「KCIA 南山の部長たち」からキム・ユンソク「1987、ある闘いの真実」の間における韓国軍事政権のきっかけとなったクーデターの物語。
その緊迫の9時間を見事に描いている。物語はあくま>>続きを読む
私がまだ幼いころは四谷怪談や忠臣蔵といった話しは一般的な教養として皆が知るところであり、テレビなどでも放送していた気がします。
その際には制作スタッフや出演者がお岩さんのお墓にお参りして、撮影の無事を>>続きを読む
この強烈なビジュアルを初めて見たときは、世の中には恐ろしい映画があるものだ、と思いました。
これは私の持論ですが、ホラー映画は感性豊かな若いころに観ておいたほうがいいと思います。
オジサンになると怖い>>続きを読む
90年代の香港映画といえば、忘れてはいけないウォン・カーウァイ。「恋する惑星」が大ヒットする前の初期の代表作がこちら。
クリストファー・ドイルの映像はもちろん、小説のような行間を読ませるストーリーも秀>>続きを読む
公開時に大変評判の良かった本作、アマプラ見放題にきていてありがたや。
王道ともいえる少年の成長譚。どストレートながらもその熱さ、クライマックスの熱量が心を打ちます。
これはもう個人の好みの問題ですが、>>続きを読む
この伝えたい想いを伝えられない、というのは日本の映画、とくにアニメでよく扱われるテーマでして、最後には思いの丈を打ち明け、叫び、スッキリして少し感動ということがよくあります。
それだけ多くの人の心に響>>続きを読む
公開当時、かなりの話題になりましたが、今まで観ないできて、映画好きとしてはどこか後ろめたさを感じておりました。
現代版のボニー&クライドと言いましょうか、犯罪カップルの逃避行の物語。アメリカはこの手の>>続きを読む
どうやらジェームズ・ガンの初監督作とのことで観たかった作品。
ただ何も考えずに観ていたので、何を書いたら良いのやら…実に悩ましいところですが、まずは設定となっているのが80年代あたりでしょうか?少し懐>>続きを読む
これは面白い!ネタバレなしでこの面白さを伝えるのは難しいですが、アマプラに入っている方は是非観ていただきたい!
本当のワンショットというのも見応えありますが、とにかく脚本が素晴らしい。
長回しでダレる>>続きを読む
小津安二郎の映画をもっと観たい!ということでアマプラで観れる紀子三部作。
この戦後の暮らし、といってもおそらくは比較的に裕福な家庭のお話しでしょう。
原節子演じる紀子が嫁にいく、というだけの話しですが>>続きを読む
なぜにこうも魅力的な人物を描けるのでしょうか?開始10分で心を掴まれます。
「ナミビアの砂漠」や「夜明けのすべて」など近年の邦画で描かれている人物のキャラクター、その魅力は洋画では感じないものがありま>>続きを読む
アカデミー賞を受賞したメイクアップのカズ・ヒロさんで話題になりましたね。言われなければゲイリー・オールドマンとは気がつきません。
劇中どうしてアメリカが非協力的かと思われるかもしれませんが、これは世界>>続きを読む
ジェームズ・ガン製作、もしもスーパーマンが悪に目覚めたとしたらという設定で気になっていた作品。
反抗期の少年のもつ破壊への衝動。子供と親、特に父親との関係。少年はその成長過程において父親を嫌悪し敵対し>>続きを読む
オープニングのドラムンベースで“嗚呼、90年代だな”と再認識。90年代にはミニシアターブームというのがありまして、今作もそのひとつとして大変話題になった作品であります。
森羅万象、数字で表すことができ>>続きを読む
90年代のジェリー・ブラッカイマー製作作品。有名なタイトルですが、実は初めての鑑賞です。
公開当時はいわゆるミニシアターブームの流れもあり、生意気にもこの手の大作映画はセンス悪いと思っていた私でありま>>続きを読む
SPLシリーズというものがあったのか、知らなかった…映画の世界は奥深い。
香港のカンフーとムエタイ、トニー・ジャーの膝が相変わらずでなにより。
臓器売買、白血病の娘などストーリーもしっかり描かれていま>>続きを読む
想像していたのは例えばマイケル・ムーアのような辛辣な批判でしたが、ドナルド・トランプという人間をフラットに捉えている作品でした。
欲の強い怪物的な人物かと思えば、まだ理解できる範囲であります。
特に前>>続きを読む
80年代、香港映画黄金時代の人気シリーズ。はるか昔に観た記憶がありますが、内容はほぼ忘れておりました。
幽霊、妖怪、武侠アクションとあらゆる要素をミックスさせた怪作。
いま見ると怖いと思うことはありま>>続きを読む
ジョナサン・デミ監督と言えば今作と「羊たちの沈黙」ですね。
円盤も所有していたほど好きな作品なんですけど、断捨離した際にブックオフに安売りしてしまいました。
トーキング・ヘッズのファンはもちろん、映像>>続きを読む
お恥ずかしながら小津安二郎作品は「東京物語」に続いて2作目。
笠智衆が演じるお父さんの一言一言がたまりませんね。観ていると祖父のことを思い出します。昔の日本のおじいさんってこんな感じでしたよね。
話し>>続きを読む
レビューを書くために“ロシャオ”と検索すると「羅小黒戦記2」が出てくるじゃないですか!続編やるんですね、嬉しい!
もともとTV放送版を観ていたので、なんとなくは分かっていましたが、やっぱりいい作品です>>続きを読む
母親に対して抱く嫌悪感、可哀想、胸糞だから低スコアにしよう、という気持ちも分かりますが、作品の出来は別として考える必要があるでしょう。
映画として夢中にさせる何かがあるか、集中力を持続させる面白さがあ>>続きを読む