コミック未読、テレビアニメと映画作品はひと通り見ている大好きなシリーズ。今回は苦手な今泉力哉監督が手掛けるということでモヤモヤは否めず。テレビドラマ実写版はすでに終了していたのですね…. その事実を映画鑑賞直前に知りました。ま、いいけど。さて、本作の感想です。今泉力哉監督への(強い)苦手意識もあってか、全然のることができませんでした。ハイキーな現像、退屈なカメラワーク、相変わらず意味のない退屈な長回しの挿入、なんなら演出から脚本まで全部イヤ。ビジュアル的にも花火は大目に見たとして、お祭りのシーンはセットですか?陳腐な照明と質感に苦笑。キャスティングにも違和感を覚え、西片を演じた高橋文哉は役づくりも支離滅裂。原作では中学生だったふたり。高木さんの世界観を遵守するあまり、その美しさを25歳になった大人へ投影することに無理があったのではないか。言い過ぎてごめんなさい、個人的にはがっかりの大駄作でした。