IMAXで視聴。
コナンのファン向けムービーとしては面白かったのだけれども、
映画の尺に対して登場人物と見せ場シーンを増やし過ぎて、
映画としては話がとっ散らかってしまった印象だった。
※以下ネタバレ注意※
【微妙だった点】
まずは、味方陣営だけでも多過ぎた。
お馴染みキャラの登場人物が、
大阪陣営だけでなくキッド組、阿笠博士と少年探偵団、YAIBA組、工藤夫妻などなど味方陣営だけでも渋滞していた。
更には犯人や敵グループも複数グループ登場させて競わせ、
敵味方それぞれのメンバーに見せ場を用意した事、
また歴史要素も新撰組だけで無く旧日本組の要素まで詰め込み過ぎて、
黒の組織と灰原にテーマを絞った去年の「黒鉄の魚影」と比べてしまうと映画としては微妙になってしまった印象だった。
もう少し犯行動機エピソードの掘り下げや
和葉・平次カップルの逢瀬に上映時間を使って欲しかった。
また、「まじっく海斗」を知らない層のために普段の映画冒頭のコナンの自己紹介を、
キッド/中森警部/青子/盗一の紹介にしても良かったと思う。
【良かった点】
とはいえ青山先生バースが好きな人間としては、青子を映画で見れたり海斗の父・黒羽 盗一の生存や工藤家との血縁関係の真実を知れて良かった。
2回目を映画館では見ないが、来年配信されたら観たい。
