なずな

テルマ&ルイーズ 4Kのなずなのネタバレレビュー・内容・結末

テルマ&ルイーズ 4K(1991年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます


胸に刺さり痛みを増した大きな棘が
勢いよく抜き去られるように...
大空へと青い鳥が飛び立つ瞬間すら
初めて2人が選んだ未来は
間違いじゃないと信じたかった...

ふたりの旅は
どこかで今も続く
すべての女性たちへのメッセージ

#テルマアンドルイーズ
スクリーンで観たい観てほしい作品



時代背景や女性が置かれた立場
旅のなか起こり行く事件には
決して賢いとは言えないような
軽はずみな行動や行き過ぎもある
けれどもだからと言って決して
許される事では無い仕打ちが重なる
女性軽視、差別的な社会…
ふたりの旅はそれら幾つかから離れ
束の間でも自由を得るために始まった
はずだった…虐げられ続けた彼女たち
次々と連鎖してゆく窮地を救いたいと
思いを馳せるただひとりの存在も虚しく
じわじわと追い詰められ加速してゆく



ストーリーに込め散りばめられた
出来事物事の核は大前提言わずもがな
スケール壮大、雄大で美しい映像、色彩
スーザン・サランドン、ジーナ・デイビス
ふたりの女性たちの美とかっこよさ
ビジュアルデザイン、ファッション
ブラッド・ピット、ハーヴェイ・カイテル
見所だらけの今作を30年の時を経て
スクリーンに復活させてくれた
関係者さんたちにも深く感謝
なずな

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