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落第はしたけれどのmhのレビュー・感想・評価

落第はしたけれど(1930年製作の映画)
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昭和五年公開のサイレント映画。
卒業しても就職できないので落第したほうがよかったという世界的な不況が前提のユーモラスな展開。
あの手この手のカンニングが面白い。ワイシャツに答えを書く。痩せてると書くとこが少ないとか、いまでも通用する笑いのセンス。
クリーニングやらオリンピックのポスターやら美津濃やらパンやら当時の風俗が垣間見られるのも収穫だった。
世界恐慌の時期、五一五事件の前だもんな想像つかんわ。
面白かった。
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