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Day of the Fight(原題)のnoborushのレビュー・感想・評価

Day of the Fight(原題)(2023年製作の映画)
4.0
Day of the Fight 2023年作品
8/10
ジャック・ヒューストン監督脚本
マイケル・ピット ニコレット・ロビンソン
ジョン・マガロ ロン・パールマン ジョー・ペシ
スティーブ・ブシェミ
ジャック・ヒューストンが監督デビュー作。
元チャンピオンのボクサー(ピット)が主役。飲酒による交通事故で、
妻子と別れ、キャリアを台無しにしてしまった男。
医者から脳動脈瘤と診断され、ボクシングを止められているのだが、
10年間のブランクを経てリングに復帰し、チャンピオンとの試合にこぎつける。
オッズは40で誰もが勝てないと思っている。
そんな試合の一日を描く作品。
生死がかかった試合にボクサーが会う人達。
叔父(ブシェミ)、友人の牧師(マガロ)、疎遠になっていた父親(ペシ)、長い付き合いのコーチ
( パールマン)、そして元妻。
彼らと会い、過去を清算しようとするボクサー。
モノクロでオープニングに年輪をを重ね、マイケル・キートンの様になった
ピットがトレーニングを早朝からしている様子から、既に傑作と確信する出来映え。
ピット一世一代の熱演。
結末はなんとなく分かってしまうのだけれど、主人公が結末に向かい瞬間瞬間を
味わうかのようにすごすのに、観客はじっと見守るほかない。
ブシェミ、パールマン、ペシと、兎に角良い面替えのキャスティングデ全く隙がない。
ファイトシーンは褒められるところはないのだけれど、一人の人間の贖罪、
生き様を描いた作品としては一級品といえる。おすすめ。
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