じろちぃ

ア・フュー・グッドメンのじろちぃのレビュー・感想・評価

ア・フュー・グッドメン(1992年製作の映画)
3.9
キャストを見ればどんな結末かわかってしまうのは、もうこの時代のアメリカ映画は仕方がないか。
そしてこの時代に多用された、
真っ直ぐ過ぎて厄介な美しい上司と、ヤンチャだけど仕事はできるイケメンの図。そして悪人面したわかりやすい悪人。たぶん途中で消える人物。そこらへんちょっと型通りすぎて。
そんなこんなで最初の1時間はちょっと退屈。
法廷でのやりとりが始まってからはグッと物語が締まるのでそこまで我慢。
予想がつく展開ではあるけれど、ちゃんと面白かったのは役者さんの力が大きい。変に恋愛を絡めなかったのもよかった。

ただ
事情はどうあれ人を殺めた人間が「無罪」でめでたしめでたしというアメリカのやり方はちょっとねえ。
エンドロールのクレジットが流れる中、明るく元気よく流れる行進曲に、ちょっとモヤモヤ。
じろちぃ

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