漫画みたいな作品。
コマ割りがしっかりし過ぎていて、1秒前と1秒後がシームレスに繋がらない。
せっかくCGと原画を混ぜて違和感なく表現したい意思を見せているなら話の構成や動画もそうするべき。
アニメーションが観たかった。
作品全体として主人公にフィーチャーしている割には、主人公の生い立ちや生活についておざなりなのがとても気になった。
主人公には幼少期の海外生活や家族構成、学校での過ごし方等深掘れる要素が沢山あるのに何故かそういう描写がない。
他の3人はよりそう言った描写がないが。
原作未読なので原作と内容が異なっているのかもしれないが、作者(脚本家?)は世界に対する視野が狭いのではないかと思う。
世界に対する解像度が低すぎる。
もはや主人公すら見えていない。
だから主人公の行動への共感が得られず、主人公は狂気と揶揄される。
これでは主人公があんまりだ。
作品の面白さ以前に作り手の未熟さを感じる映画だった。
楽曲はよかったね。
追記
色々な解釈、考察読んでなるほどなとは思うが、それがアニメとして面白かったかは別問題な気がする。
小説じゃなくてアニメの意味とは?
キャラ設定の話なら小説と同じでは?
賛否両論ありそうで誤魔化すなよ、君が面白かったか面白くなかったかのどちらかだろ。