個人的にはスゴい面白かったです。
アイドルを目指す理由とかあやふやな感じはしたけどアイドル=理想の偶像とか崇拝されるものと考えるとあくまで「アイドル」は作品を象徴するモチーフ的な物かなと感じた。
主人公もそこまで異常とは感じなかったな。上手くいったと思って隠してニヤついてたり聞こえないように(聞こえてる)舌打ちしたりとかあるあるすぎる。上手くいかない時に仲間を責めた時もその後寝込んでたり、個人的にはかなり好きなキャラクターでした。
夢を持ってその為に手段を選ばなかったり挫折した人だとぶっ刺さる作品。
挫折したシーンの後の写真を見返してそれに涙するシーンが1番印象に残ってる。決して思い通りに行った訳では無かったけど得られた物もちゃんとあったんだって。
この作風なら挫折エンドでも良かったかなと思ったけど、本当の意味で「アイドル」になれたエンドは良かった。