このレビューはネタバレを含みます
予告のキラキラしたアイドル感と違い、アイドル立身出世物（ドロドロ有）という尖った作品だった。
自分がアイドルになるため、手段を選ばず各方角の美少女を集めていく東ちゃん、打算的に動き、自分の思い通りにならないと明らかに機嫌を悪くし、挙句の果てには「彼氏がいるなら友達にならなければよかった!」である、その後の謝罪も絶対自分が悪いと思っておらず、アイドルとしてやっていく為だけに形だけ謝っている。
自分のアイドル像を【友達】に押し付けていく、人間としては最悪だけど、アイドルとしては必要な才能なんだろう、芸能は魔の道だなあと思う、最後アイドルとして大勢しているのはこの物語で人を慮る事を学び成長したんじゃないかな?こういう主人公像は新鮮に感じる。
大変おもしろく考えさせれれたいい映画だったのだが許せないことがあって、おじいさん役の内村さんはすごく良かったのにその他二人が西野七瀬さんと原作の高山一実さん？なんで？めちゃくちゃ浮いてたしふざけてるようにしか聞こえないんだけど、もっと役あったんじゃないの?なんで自分が原作の作品の雰囲気を考えられないのか?ハッキリそこだけマイナスです、たまに絵柄が少し変わるのもちょっと違和感がある。
エンディングテーマの方位自身は名曲ですね。
