トラペジウムの時定遙のレビュー・感想・評価

少女の見た目をした人間の心を持たない怪物が、人間と関わることによって、少女の見た目をした怪物になる話。

余りにも主人公がサイコパス過ぎて、感情移入も出来なければ恐怖すら覚える。工藤くんに至っては文化祭で盗撮した写真を社会人になって個展で展示する、リテラシーを学ばなかった犯罪者。
こことは違う異世界、パラレルワールドの話と思えば結構面白い映画だった。欠点があるとすれば、山場もなければ谷間もない平坦で何を見せたかったのか伝わらなかった事。