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ブリックレイヤーのJIZEのレビュー・感想・評価

ブリックレイヤー(2023年製作の映画)
3.4
ノア・ボイドの小説「脅迫」の実写化で元CIAエージェントのレンガ職人がCIAを陥れようとたくらむかつての同僚と闘おうとする。待ち侘びたレニー・ハーリン監督の最新作で、前回の『ザ・ミスフィッツ(2022年)』以来約2年ぶりで今回はややアクションのお得意のスリラージャンルへ落とし込んだ印象をうける。またリーアム・ニーソンとジェイソン・ステイサム、ないしジェラルド・バトラーが既に専任してそうな役柄を、今回はアーロン・エッカートがレンガ職人役でこなす。テイは007シリーズの軽快なノリで突き進む。レニー・ハーリンのピリッとした雰囲気は抑えめで、スケールを拡張したゲリラアクションに振り切ってるのはわかる。旧友との因縁の決着という軸を楽しめるか否かの着地ポイントはあった気がする。
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