MasterYu

ブリックレイヤーのMasterYuのレビュー・感想・評価

ブリックレイヤー(2023年製作の映画)
2.7
ヨーロッパ各地でアメリカの諜報活動に対するデモが拡がる中、反米を掲げる女性記者の遺体が発見された。
CIAは1年半前に死亡したとされるCIA諜報員のラデックを容疑者として割り出す。彼はこの事件をCIAがしたことと見せかけることで、アメリカの世界的な立場を失墜させようとしていた。
アメリカ政府はラデックの追跡に、元CIA諜報員で、ラデックの同僚であったヴェイルに協力を要請するが、レンガ職人として静かに暮らすヴェイルはそれを拒否。
しかし、ラデックに刺客を送り込まれたヴェイルは、ラデック追跡を決意するのだった・・・。

「ダイ・ハード2」や「クリフハンガー」のレニー・ハーリン監督作品で、「午後ロー」好み、といった内容。
アーロン・エッカート主演ってことでの劇場鑑賞。
パンフ販売なし。

特に期待もせずに滅茶苦茶フラットな状態で観れば、そこそこに楽しめる仕上がりなのではないでしょうか。
アクションをガッシガシ魅せる展開はシンプル。でももう手垢がつきまくった感のあるアクション演出なので、作品自体の個性は感じられず。
近接戦闘はカット割りが上手くなく、アーロン・エッカートの頑張りを活かしきれていない印象を受けてしまうのは残念。
「ブリックレイヤー」=「レンガ職人」というタイトルも、上手く表現できているのかどうか疑問符をつけざるを得ない感じ。

一昔前のスパイアクション映画の懐かしい匂いが漂います。
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