『千年女優』に引き続いてのリバイバル上映は、大好きなブライアン・デ・パルマ初期のこの映画。初期のデ・パルマ映画というのはあまり観れていないので、今回の機会についてはラッキーだし感謝です。
ただ、メチャクチャ胸糞悪いサイコ・スリラーでしたがw
開幕からバーナード・ハーマンが炸裂してて、デ・パルマホントヒッチコックが大好きなのねと思ったら、どんどんデ・パルマ先生が本領発揮しまくって、クライマックスのあの場面で一気に凍り付きました。ああいう悪夢的シチュエーション、邪悪を極めた展開はまさにデ・パルマを味わってる感じがたまらなかったです!
あのクライマックスもどこまでが本当で、偽りなのかも分からずで、そういう底意地悪いとこもデ・パルマ節で良かったです。最近ご無沙汰なんだけど、新作撮って欲しいなぁ。
デ・パルマのマイベストは『殺しのドレス』なんだけど、これはそれに次ぐといっても過言ではない傑作です! ホント寝る前にこれ観たら、絶対眠れないですねw