シビル・ウォー アメリカ最後の日のftheminionのレビュー・感想・評価

　内戦下のアメリカを報道カメラマンと共に巡る地獄のロードムービー。もはや誰が何と戦っているのかもわからない混沌とした情勢がリアルで恐ろしい。

　「同じアメリカ人？どの種類のアメリカ人だ？」「どこから来た？」という問いは関東大震災の朝鮮人虐殺を想起させてぞっとする。ジャーナリスト志望の女の子が次第に人の心を失っていく（アマチュアからプロへ変貌して行く）様もしんどかった。

　そしてサウンドトラックが狂気。