ミルバレー映画祭にて。

信仰心を失い真菌が人類への脅威だと盲信する男が遭遇する奇妙な出来事。

長いMVみたいだなと思ったら、これアメリカのバンドThe Residentsの1976年の未完成ミュージカル長編映画に端を発して、2016年に「ダブル・トラブル」として制作開始し、いろいろあって完成したのがこの「トリプル・トラブル」だそう。

主人公の父ランディはThe Residentsのランディ・ローズ(Randy Rose)ご本人。
(※25歳で亡くなったオジー・オズボーンのギタリストのランディ・ローズRandy Rhoadsではない)

かつては神父として人々のために活動していたランドールJrが、母を亡くした心的ダメージからなのか、異様な光景に悩まされる。

雰囲気は抜群に奇妙でよかったが、ストーリーは無いようなものだった。
精神病んだ男の話ってことだろうな。

ガールフレンドはいるが見放され、実質友人はAI搭載ドローンのチェリーだけ。
チェリーの存在は劇中でも確かに癒し的な存在だった。しかも賢く働く。