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RHEINGOLD ラインゴールドのmzkのレビュー・感想・評価

RHEINGOLD ラインゴールド(2022年製作の映画)
3.3
RHEINGOLD ラインゴールド

戦場で生まれ、亡命の際には父がスパイと疑われ子供ながら投獄の経験もする。亡命後も貧しい生活を強いられお金や罪を犯す事に対する考え価値観が一般とは大きく異なる。
お金に追い追われ、金塊強盗事件を犯してしまうのだが、幼少期から金塊強盗事件までの半生を描いた作品であった。
この作品では刑務所で作曲し、それがどれほど国内でヒットしどういうスーパースター扱いになったから割愛されている。
その為彼のことを全く知らない身としてはそこからは自身で調べてねという感じで終わってしまったが、それでも彼の半生がまるで映画の様な半生で映画の映画を見ている不思議な感覚を覚える作品であった。
これだけの事をして7〜8年の禁固刑で刑務所内で歌も作れてそしてそれを国民が求めるのだから、改めて感じるのは犯罪、元受刑者に対する見方、扱い方、感じ方はだいぶ日本とは異なる文化にあるんだなと感じさせられる作品であった。
異文化に触れ、そして地から這い上がる様な彼のリアルな生き様に魅了される作品ではあった。

個人的な2024年洋画新作鑑賞ランキング
1 ネクスト・ゴール・ウィンズ 4.8
2 Firebird ファイアバード 4.8
3 コット、はじまりの夏 4.7
4 アイアンクロー 4.7
5 オッペンハイマー 4.7
6 アマグロリア(原題)Àma Gloria(横浜フランス映画祭2024) 4.7
7 コンセント 同意(横浜フランス映画祭2024) 4.7
8 ARGYLLE/アーガイル 4.7
9 アリバイ・ドット・コム2 ウェディング・ミッション4.5
10 バティモン5 望まれざる者(横浜フランス映画祭2024) 4.5
11 デューン 砂の惑星 PART2 4.5
12 愛する時(横浜フランス映画祭2024) 4.5
13 ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ 4.5
14 アクアマン/失われた王国 4.5
15 ニューヨーク・オールド・アパートメント4.3
16 異人たち 3.7
17 ミツバチと私 3.6
18 ブリックレイヤー 3.5
19 ネネスーパースター(原題) Neneh Superstar (横浜フランス映画祭2024) 3.4
20 RHEINGOLD ラインゴールド 3.3
21 12日の殺人 3.3
22 ゴーストバスターズ フローズン・サマー 3.2
23 コール・ジェーン -女性たちの秘密の電話- 3.2
24 コヴェナント/約束の救出 3.0
25 僕らの世界が交わるまで3.0
26 ストリートダンサー 3.0
27 カラーパープル 2.9
28 弟は僕のヒーロー 2.8
29 RED SHOES レッド・シューズ 2.8
30 画家ボナール ピエールとマルト(横浜フランス映画祭2024) 2.7
31 Vermines(横浜フランス映画祭2024) 2.6
32 関心領域 2.6
33 ジャンプ、ダーリン 2.5
34 エクスペンダブルズ ニューブラッド 2.3
35 けもの(仮題)La Bête(横浜フランス映画祭2024) 2.3
36 マダム・ウェブ 2.3
37 落下の解剖学 2.3
38 ダム・マネー ウォール街を狙え! 2.3
39 哀れなるものたち 2.3
40 DOGMAN ドッグマン 2.2
41 パスト ライブス/再会 2.2
42 ボーはおそれている 2.2
43 ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人 2.2
44 瞳をとじて 2.2
45 ゴースト・トロピック 2.2
46 葬送のカーネーション 2.2
47 Here ヒア 2.1
48 美しき仕事 4Kレストア版(横浜フランス映画祭2024) 2.0
49 ハンテッド 狩られる夜 2.0
50 サウンド・オブ・サイレンス 2.0
51 ポーカー・フェイス/裏切りのカード 1.9
52 アバウト・ライフ 幸せの選択肢 1.8
53 サン・セバスチャンへ、ようこそ 1.8
54 VESPER/ヴェスパー 1.5
55 フィスト・オブ・ザ・コンドル 0.5

番外
QUEEN ROCK MONTREAL 5.0
私ときどきレッサーパンダ 5.0
FLY! フライ! 5.0
π〈パイ〉 デジタルリマスター 2.0
ピアノ・レッスン 4Kデジタルリマスター版 1.5
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