このレビューはネタバレを含みます
男とか女とか思いたくないのに、第二次性徴で否応なく「差」を感じてしまう
ココロが「女なのに化粧してかわいくなろうとしないなんてブスはいいよね」って言ってたくだり、化粧やファッションにそういう側面があることから完全に抜け出すことって難しいよなー
でもココロも100%男受け狙ってるわけじゃなくて、かわいい自分が好きだから自分のためにメイクしてる側面もあり、0か100かで言い切れない
特に性差を感じはじめる時期はそうなんだろうな
乳房が膨らんだり、月経があったり、男のほうが一般的に力が強かったり、そういう生物学的にどうしようもない性差以外のことは辛さを感じずに生きられる世界になってほしいよな
「女なんだから」って1番女にとらわれてるように見えたココロが、男が気付かずに巻き上げた砂を全然集めてなかったの、映画見てるときはちゃんとやれよって思ってたけど、見終わったあとはそれでいいよなーって思った。
最後まで砂が残ったままでよかった
