あやと

DOORのあやとのレビュー・感想・評価

DOOR(1988年製作の映画)
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ストーカーの恐怖を極限に推し進めた感じ、、、と思ったけどなんか違う方向性
単なる変態 ストーカーの派生であることに変わりはないけどもっと”痛い”の方向にいってほしかったな

邦ホラー特有の80年代のメロディアスで気だるさがありつつやけに明るい映画音楽は案の定、これぞ邦ホラー!という感じ
たぶんこのジャンルで同時代に並ぶ他作品と比べるとカメラワークへの拘りが段違いで、監督がホラーより別の視点の作品からの影響が大きいのかも 逆にホラーのエグみを削りはすれど、より広い人でもサスペンスくらいの感覚で観られると感じた

何といってもラスト周辺のグロ表現はかなり厚みある いっそのことチェーンソーでガタガタ切られる感じほしかったけど、地味だからこそ現実味あるというもので、、、
フォークで抉られてもなお生き返る死神には期待を裏切られずに南無阿弥陀仏 ありがとうありがとう、、
あやと

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