えいたそ

ストップ・メイキング・センス 4Kレストアのえいたそのレビュー・感想・評価

5.0
懐の深いパンクで愛の物語。

僕が面白いと思ったのが、一人称が“誰か”の目線かと思えるほどに楽観的な曲が多かった気がする。
それがきっと哲学的に感じる理由であって、人によっては小難しくインテリに見えてしまうのかも。

でも、やっぱり彼が伝えたいメッセージの本質はシンプルで、人に対しての愛。
その本質こそが彼の魅力だなと思った。

バンド編成にもその魅力は出ていて、性別や人種に隔たりがなく、自分の母国語ではない言葉も歌詞に取り入れている。

この映画を観た後の率直な感想は、デイヴィッド・バーンという人間は今後何世代にわたっても評価されるし、仮に現代に産まれていてもすごい形で表現を楽しませてくれるはずだ。
人が人であることの意味を考えさせられる作品でした。


いやぁー、3日間でIMAXと応援上演を2回見たのですが、楽し過ぎて最高すぎたなぁ。

映画を見てからというもの、僕のライフはハピハピハッピーー。

※ アメリカンユートピアと和訳が違うのでそこら辺も楽しんで欲しいです。